
【第1回 割合と比 〜食塩水〜】|オンライン家庭教師Teach
中学受験対策のオンライン個別指導サービス「Teach」による第1回ライブ配信授業が実施されました。今回のテーマは、算数の中でも頻出かつつまずきやすい単元「割合と比」、そしてその応用として出題される「食塩水の問題」です。以下に授業の内容をまとめました。
テーマ:「割合と比」と「食塩水」
この授業では、次の2つの軸で解説を行いました。
- 割合と比の基本的な考え方
- 食塩水の濃度に関する問題の解法と応用
授業内容の詳細
1. 割合の基礎を確認
授業の前半では、割合の定義や基本的な計算方法を確認しました。
- 割合は「比べる量 ÷ 元にする量」で求める
- 割合と百分率(%)の違いと変換方法
- 増加・減少の割合の扱い方
2. 食塩水の基本問題
次に、食塩水の濃度計算について取り上げました。
- 濃度の公式:「食塩の量 ÷ 食塩水の量 × 100」
- 食塩の量と全体の重さを図で視覚的に整理
- 濃度が異なる食塩水を混ぜたときの考え方
3. 応用問題:混合と変化
後半では、実際の入試問題に近い応用問題に取り組みました。
- 濃度の異なる2種類の食塩水を混ぜたときの濃度の求め方
- 一部を取り除いて水を加える場合の濃度の変化
- 方程式や比を活用して、効率的に解く方法
4. よくあるつまずきと対策
- 割合と比の混同を避けるための考え方
- 食塩水の「全体の重さ」と「食塩の重さ」の違いに注意
- gや%など、単位の取り扱いミスを防ぐポイント
使用された例題(一部抜粋)
- 10%の食塩水200gに含まれる食塩の量を求める問題
- 5%と15%の食塩水を混ぜて10%の食塩水を作るには、それぞれ何gずつ必要か
- 20%の食塩水から40gを取り出して水を40g加えた場合の濃度の変化を求める問題
授業の特徴
- 生徒の質問にその場で答える双方向型の進行
- 図や線分図を活用した視覚的な理解促進
- 基礎から応用へ段階的にステップアップする構成
このような授業スタイルにより、理解しづらい単元も生徒にとって取り組みやすくなっています。次回以降も、重要単元を中心にライブ配信授業を予定しています。