
オンデマンド授業 #9:場合の数 ~並べ方~
中学受験対策のオンライン個別指導サービス「Teach」による第9回オンデマンド授業では、「場合の数」の中でも基本でありながらつまずきやすい「並べ方」をテーマに解説が行われました。順列の考え方や、同じものを含む並べ方、条件付きの並べ方について、具体例を用いながら丁寧に整理しています。
テーマ:「並べ方」の基本と応用
本授業では、以下の内容を中心に進行しました:
- 順列の基本(n人を1列に並べる基本パターン)
- 同じものを含む並べ方の考え方
- 条件付きの並べ方(特定の人が隣同士になる、など)
授業内容の詳細
1. 並べ方の基本を確認
- 3人を並べるときは「3×2×1=6通り」
- 「n人の並べ方はnの階乗(n!)」という公式を具体的な人数で確認
2. 同じものを含む並べ方
- 例:「赤・赤・青」のように、同じものを含む3つを並べるとき
- 重複を避けるための割り算(例:3! ÷ 2!)
3. 条件付きの並べ方
- 特定の人が隣り合う場合:「かたまり」として扱う考え方
- 特定の順番にする必要がある場合の順列の使い分け
- ケース分けを使った丁寧な整理方法も紹介
使用された例題(一部抜粋)
- A・B・C・Dの4人を並べる方法(基本)
- A・B・Bを並べる並び方は何通り?
- AとBが隣り合うようにC・Dと並べる方法は?
授業の特徴
- 図や表を使い、順列の動きを可視化
- つまずきやすい「同じものあり」や「条件付き」の考え方を丁寧に解説
- 式を使う前に“意味で理解する”ステップを大切にしている