
オンデマンド授業 #11:速さ ~速さとグラフ~
中学受験対策のオンライン個別指導サービス「Teach」による第11回オンデマンド授業では、「速さとグラフ」をテーマに、速さ・距離・時間の関係をグラフを使って視覚的に整理する力を養いました。グラフから情報を読み取るだけでなく、自分で描いて整理するスキルにも注目した授業です。
テーマ:「速さとグラフ」の基本と使い方
この授業では、以下の観点で学習を進めました:
- 速さ・時間・距離の関係(速さ=距離÷時間)
- 速さをグラフ(距離-時間グラフ)で表す方法
- グラフからの読み取り(出発時刻・停止・すれ違い・追いつき など)
- 複数人の動きをグラフ上で比較する
授業内容の詳細
1. 距離-時間グラフの基本
- 横軸=時間、縦軸=距離のグラフを使って動きを可視化
- 直線の傾きが速さを表す(傾きが大きいほど速い)
- 水平の線は「止まっている」状態を意味する
2. グラフからの情報の読み取り
- どこで出会うか(すれ違い)→2本の線が交差する点
- どちらが速いか、先に到着するかなど、複数人の動きを比較
- 出発がずれている場合や、途中で止まった場合の線の変化も確認
3. 応用問題の扱い
- 同時に出発しないケース、グラフの一部が隠れている問題
- 折れ線の意味や、距離の差の読み取り方法
- 問題文とグラフをセットで読み解く演習問題
使用された例題(一部抜粋)
- AさんとBさんがそれぞれ異なる速さで進み、何分後に追いつくかをグラフで確認
- 片道の行きと帰りの速さが違う場合のグラフの形
- 出発・到着の時刻からグラフを逆算する問題
授業の特徴
- 実際にグラフを描きながら進行し、目で見て理解できる構成
- 難しくなりがちな「すれ違い」「追いつき」も視覚的に整理
- 問題文からグラフを作る力と、グラフから状況を読み取る力の両方を育成