
【第2回割合と比 ~売買損益~】|オンライン家庭教師Teach
中学受験対策のオンライン個別指導サービス「Teach」による第2回ライブ配信授業が開催されました。今回のテーマは、算数の中でも「割合と比」の理解を深める重要な応用単元である「売買損益」。日常にもつながる内容で、受験にとどまらない学びができる構成となっています。
テーマ:「売買損益」の考え方と解法
今回の授業では、以下の内容を軸に進行しました。
• 原価・定価・売価の意味と関係性
• 利益・損失の割合の求め方
• 売買に関する典型的な出題パターンの解き方
授業内容の詳細
1. 売買に関する基本用語の整理
授業の冒頭では、まず次のような用語の意味と関係を整理しました。
• 原価:商品を仕入れるときの値段
• 定価:表示価格
• 売価:実際に売った価格
• 利益・損失:売価と原価の差
• 「〜に対する割合」を意識することがポイント
2. 利益・損失の割合を使った問題
• 利益=売価−原価
• 利益率=利益 ÷ 原価 × 100
• 原価を基準にする問題と、売価を基準にする問題の違いを例題で解説
3. 応用問題:値引きや割引、仕入れ値逆算など
• 「定価の2割引で売ったところ、1割の利益が出た」など、複数の割合が関係する複雑な問題
• 方程式や比を使った解法も併用しながら、図で整理
4. よくあるミスとその防止法
• 「何に対する割合か」を取り違えないようにする工夫
• 原価・売価・定価の三者関係を図解する方法を紹介
• 割引率と利益率を混同しない注意喚起
使用された例題(一部抜粋)
• 原価2,000円の商品を25%の利益で売ったときの売価を求める問題
• 定価の3割引で売ったところ、10%の損失が出た。原価はいくらかを求める問題
• 仕入れ値が不明な場合の利益率の求め方
授業の特徴
• 生徒からのリアルタイムな質問にも随時対応
• 線分図や関係図を用いて視覚的に理解を促進
• 利益や損失のイメージを具体例を交えて説明