定期テストや受験が近づくと、生徒も保護者も「点数につながる授業」を期待します。限られた時間でテストに向けて何をどう進めるかは、先生の腕の見せどころです。
今回は、テスト前の授業を効果的に組み立てるための3つのステップをご紹介します。
1. まず範囲と目標点を確認する
テスト前の最初の授業では、出題範囲と現在の理解度、そして生徒が目指したい点数をすり合わせておきます。ゴールが共有できていないと、授業の優先順位が定まりません。
「今回はワークのこの範囲が中心」「前回は60点だったので、今回は70点台を目指そう」というように、具体的な範囲と目標を言葉にしておくと、残りの授業で何に時間を使うべきかが見えてきます。
2. 苦手な単元から優先的に取り組む
時間が限られているからこそ、得点に直結しやすい部分から手をつけることが大切です。生徒がつまずいている単元や、配点の大きい範囲を先に確認し、そこを重点的に進めます。
すでに解ける問題を繰り返すより、あと一歩で解けそうな問題に時間を使うほうが、短期間での伸びにつながります。何が苦手かを早めに見つけ、優先順位をつけて進めてください。
3. 直前は「解き直し」で仕上げる
テスト直前の授業では、新しいことを詰め込むより、一度間違えた問題の解き直しに重点を置くのがおすすめです。できなかった問題を自力で解けるようにしておくことが、本番での得点に最も近づきます。
「この問題、前回はここで止まっていたけれど、今日は最後まで解けたね」と確認できると、生徒も自信を持ってテストに臨めます。
テスト前は生徒も不安になりやすい時期です。やるべきことを整理し、一つずつ仕上げていく道筋を示すことが、先生にできる一番の支えになります。
次回の授業提案の仕方については、別の記事でも詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。