オンライン家庭教師では、先生と保護者が直接顔を合わせる機会はほとんどありません。だからこそ、ちょっとした連絡の積み重ねが「この先生にお願いしてよかった」という安心感につながります。継続して指導を任せていただけるかどうかは、授業そのものの質だけでなく、保護者がどれだけ状況を把握できているかに大きく左右されます。
今回は、保護者とのやり取りで信頼を育てるための3つのコツをご紹介します。
1. 連絡はアプリ内チャットで完結させる
Teachでは、保護者への連絡はすべてアプリ内のチャットで行います。個人のLINEやメールアドレスなど、連絡先の交換は規約で禁止されていますのでご注意ください。一見すると不便に感じるかもしれませんが、やり取りがアプリ内に残ることで、後から「いつ、何を伝えたか」を双方が確認できるという利点があります。
連絡の窓口を一本化しておくと、伝え忘れや行き違いも防げます。授業に関する相談は、すべてチャットで受け付ける姿勢を最初に伝えておくと、保護者も安心して質問しやすくなります。
2. 授業後は「短くても必ず」報告する
保護者がいちばん気にしているのは、「今日はどんな授業だったのか」「子どもはちゃんと取り組めているのか」という点です。授業後に一言でも報告があると、見えないところでの様子がわかり、大きな安心につながります。
報告は長文である必要はありません。たとえば「本日は二次関数の復習を行いました。前回つまずいていた範囲は、今日は自力で解けるようになっています」といった形で、取り組んだ内容と、できるようになったことを具体的に添えるだけで十分です。短くても、続けることに価値があります。
3. 気になる点は早めに、前向きに伝える
宿題が進んでいない、集中が続かないといった気になる点も、ためこまずに早めに共有しておくことをおすすめします。後になってまとめて伝えると、保護者にとっては「もっと早く言ってほしかった」という印象になりかねません。
伝える際は、課題だけを指摘するのではなく、「ここを一緒にこう進めていきたい」という提案とセットにすると、前向きに受け止めてもらいやすくなります。先生と保護者が同じ方向を向いていると感じられることが、長く指導を任せていただくうえでの土台になります。
保護者とのコミュニケーションは、特別なことをする必要はありません。連絡の窓口を整え、授業後にこまめに報告し、気になる点は前向きに共有する。この3つを丁寧に続けるだけで、信頼は着実に積み重なっていきます。
授業の進め方や次回提案のコツについても、別の記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。