初対面の最初の数分で、その後のやりやすさが大きく変わります。生徒は「どんな先生だろう」と身構えているので、ここでうまく緊張をほぐせると、質問しやすい関係に一気に近づけます。
とはいえ、何を話せばいいか分からず固くなってしまうのは未経験なら当然です。この記事では、そのまま使える自己紹介テンプレと、緊張をほぐすアイスブレイクのネタを学年別にまとめました。
自己紹介で押さえる3つのこと
長く話す必要はありません。次の3つが伝われば十分です。
ひとつめは、名前と呼び方。「〇〇です、〇〇先生って呼んでね」と決めておくと、生徒が話しかけやすくなります。ふたつめは、人柄が伝わる一言。得意科目や趣味を添えると、ぐっと親しみがわきます。みっつめは、今日の安心づけ。「今日はテストじゃないから気楽にね」と伝えるだけで、生徒の肩の力が抜けます。
そのまま使える自己紹介テンプレ
学年や雰囲気に合わせてトーンを変えると効果的です。
小学生には、明るくゆっくり。
「こんにちは!今日から一緒に勉強する〇〇だよ。〇〇先生って呼んでね。先生は算数が好きで、あと実はゲームもけっこうするよ。今日は仲良くなるのがいちばんの目標だから、気楽にいこうね。」
中学生には、フランクすぎず、対等に。
「はじめまして、〇〇です。〇〇先生でいいよ。数学と英語が得意で、部活は〇〇をやってました。今日はテストじゃないので、今どこまで分かってるか一緒に見ていくね。」
高校生には、少し落ち着いたトーンで。
「はじめまして、担当の〇〇です。理系科目が中心だけど、勉強の進め方の相談ものってます。今日はまず現状を共有して、これからの計画を一緒に考えていきましょう。」
緊張をほぐすアイスブレイクのネタ

自己紹介のあと、雑談を一つ挟むと空気がやわらぎます。重くならない話題を選ぶのがコツです。
好きなことを聞く。「最近ハマってることある?」「好きな教科と苦手な教科は?」など、答えやすい話題から。
「実は〇〇なんです」。先生が意外な一面を見せると、生徒も話しやすくなります。「先生、実は昔この単元めちゃくちゃ苦手だったんだ」と打ち明けると、距離が縮まります。
二択クイズ。「犬派?猫派?」のような軽い二択は、人見知りの生徒でも答えやすく、会話のきっかけになります。
オンラインで距離を縮めるコツ
画面越しは、対面より気持ちが伝わりにくいぶん、リアクションを少し大きめにします。うなずき、相づち、笑顔をいつもより意識すると、生徒は安心します。
最初のアイスブレイクは、接続確認も兼ねられます。「声、聞こえてる?画面見えてる?」と確認しながら雑談に入ると、自然に始められます。
名前はすぐ覚えて、何度も呼ぶ
名前を呼ばれると、人は心を開きやすくなります。最初に呼び方を確認したら、授業中に「〇〇さん、ここどう思う?」とこまめに名前を入れていきましょう。
やりがちなNG
重い質問から入る(成績や家庭の事情など)、先生が自分の話ばかりする、あいさつもそこそこに勉強へ入る、これらは避けたいところです。最初は生徒に話してもらう時間を多めにとると、うまくいきます。
まとめ
自己紹介は、名前と呼び方・人柄の一言・今日の安心づけの3つでOK。そのあとに軽い雑談を一つ挟めば、初対面の緊張はほぐれます。最初の数分で「この先生になら聞けそう」と思ってもらえれば、その日の授業はぐっとやりやすくなります。
次のステップは、初回授業全体の流れです。あわせて初回授業の進め方も読んでみてください。
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