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お知らせ ISSUED2026.08.20

授業の前にやっておきたいこと|生徒に続けてもらう先生の準備

はじめての授業を控えている先生へ

PUBLISHED2026年8月20日
CATEGORYお知らせ
AUDIENCE登録講師の皆さま

先生登録おつかれさまでした。ここから、生徒との授業が始まります。

いきなりですが、生徒から「また次もお願いしたい」と言われる先生と、一度きりで終わってしまう先生の差は、教え方のうまさよりも、授業が始まる前にどれだけ用意できているかに出ます。

同じ60分でも、生徒の状況を知らないまま始めると、最初の15分が「今どこをやってるの?」の聞き取りで終わります。逆に、何を見てほしいかが分かっていれば、最初の1分から本題に入れます。生徒からすると、この差はそのまま「この先生は分かってくれている」という感覚になります。

この記事では、授業の前にやっておきたいことを順にまとめました。

まず、予約時のメッセージを読む

意外と見落とされがちですが、生徒や保護者は予約するときにメッセージを書いてくれていることがあります。

実際に届いているのは、たとえばこんな内容です。

  • 「ヒトの体内環境の維持の単元をみていただきたいです。まだ、問題文も読めていません…」
  • 「幾何の問題集の宿題の伴走をお願いします。どこがわかってないかも親には話さないので、手が止まったら教えていただけると」
  • 「日能研に通塾中の6年です。理科が苦手で、基本問題は大丈夫ですが応用になると解けなくなります」

ここには、生徒の状況も、つまずいている場所も、保護者が何に困っているかも書かれています。まずこれを読むだけで、準備の半分は終わります。

授業の詳細画面から確認できますので、予約が入ったら最初に開いてみてください。

書かれていなければ、こちらから聞く

一方で、「よろしくお願いします」だけのこともあります。生徒や保護者が不親切なわけではなく、何を伝えればいいのか分からないだけです。

そういうときは、先生から聞いてしまうのが早いです。 聞くことは2つで足ります。

① 当日みたい範囲

「今いちばん困っている単元」でも「学校の宿題」でも構いません。ざっくりでいいので、当日の中心になるものを決めておきます。

② 使っている教材やプリントの写真

これが効きます。教科書や塾のテキスト、テスト用紙をスマホで撮って送ってもらうだけです。生徒側の手間はほとんどありませんし、先生は当日どのレベルの問題が出るかを事前に把握できます。

実際、こちらから聞く前に「この後、問題用紙と解答用紙をお送りします」と自分から送ってくださる保護者もいます。聞けば、たいてい応えてもらえます。

そのまま使える文面を置いておきます。

はじめまして。担当させていただく〇〇です。
当日スムーズに進められるように、2つだけ教えてください。

・当日みたい範囲(単元や、学校・塾の宿題など)
・使っている教材やプリントの写真

当日までに送っていただけると助かります。よろしくお願いします。

届いた情報に、目を通しておく

聞いて終わりにせず、授業までに一度目を通しておきます。

送られてきた教材を見て、「どのあたりでつまずきそうか」を1つか2つ想像しておくだけで十分です。全部予習する必要はありません。ただ、当日その場で初めて問題を見る状態は避けたいところです。

余裕があれば、授業の流れをざっくり決めておきます。

  • 最初の5分:今日やることの確認と、生徒の様子を聞く
  • 中心の40分:聞いていた範囲を一緒に進める
  • 最後の5分:できたことの確認と、次回の話

この配分が決まっているだけで、時間切れで慌てて終わることがなくなります。

授業の中でも、要望は拾い続ける

準備は授業前だけの話ではありません。

授業をしていると、事前に聞いていたことと、実際に困っていることがズレていると分かる瞬間があります。「この単元をやってほしい」と言われていたけれど、話してみると、その前の単元でつまずいていた、というようなことです。

そういうときは、その場で確認してから進路を変えて構いません。 「今日は〇〇の予定だったけど、その前のところを少し戻ってもいい?」と一言聞けば、たいてい歓迎されます。生徒にとっては、自分に合わせてもらえた体験になります。

そして授業の終わりに、次回どうしたいかを聞いておきます。ここで聞いたことが、そのまま次の準備の材料になります。

続けてもらえるかは、この繰り返しで決まる

まとめると、こういう循環です。

  1. 予約時のメッセージを読む
  2. 足りなければ、範囲と教材を聞く
  3. 目を通して、当日の流れを決める
  4. 授業の中で、ズレていたら聞き直す
  5. 終わりに、次回やりたいことを聞く
  6. それが次回の「1」になる

継続してもらえる先生は、特別なことをしているわけではありません。 聞いて、応えて、また聞く。これを毎回きちんと回しているだけです。

逆に、準備なしで毎回その場対応になると、生徒は「毎回同じ説明をさせられている」と感じます。教え方がどれだけうまくても、ここで離れていってしまいます。

はじめのうちは、時間がかかって当然です

ここまで読んで、大変そうだと感じたかもしれません。

最初の数回は、実際に時間がかかります。慣れている先生でも、初めての生徒には準備の時間を取っています。ただ、同じ生徒との回数が増えるほど、その生徒の状況が分かってくるので、準備は軽くなっていきます。

最初の1〜2回にかけた時間が、そのあと何ヶ月分の関係をつくります。 そこだけは、削らずにいてください。

読み終わりました

押していただくと、次に出す記事の参考になります。

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準備の型ができたら、次は授業そのものの進め方です。

— Issued by Teach 運営チーム
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