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中学生の冬休み勉強法|学年別の勉強時間と高校受験直前の過ごし方

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TL;DR — この記事の要点

中3の冬休みの勉強時間は1日8時間前後が目安。中1・中2の目安と、高校受験直前の過ごし方・過去問の始め方・スケジュール例を紹介します。

「冬休みは2週間ほどしかないのに、何をどれだけやらせればいいの?」「中3なのに、年末年始をどう過ごせばいいのか分からない」——12月が近づくと、こんなふうに悩まれる保護者の方は多いのではないでしょうか。冬休みは夏休みよりずっと短く、大掃除や帰省、お正月の行事も重なるため、気づいたら終わっていたということになりがちです。一方で、中3にとっては高校入試の直前期、中1・中2にとっては短い3学期と次の学年への準備期間でもあります。

結論から言うと、冬休みの1日の勉強時間の目安は、中3で7〜9時間(8時間前後)、中2で2〜3時間、中1で1〜2時間です(宿題を含めた一般的な目安で、調査にもとづく平均ではありません)。中3はこの時間を、過去問の演習と解き直し、弱点の補強にあてるのが基本です。

この記事は、中学生の夏休み勉強法の冬休み版です。次のことをまとめました。

  • 学年別(中1・中2・中3)の冬休みの勉強時間の目安
  • 中3の冬休みの位置づけ(私立・公立の入試時期と内申点)
  • 過去問はいつから始めるか、解きっぱなしにしない手順
  • 冬休み全体の流れと1日のスケジュール例、科目別のポイント
  • 年末年始の過ごし方、宿題との両立、やってはいけないこと、保護者ができること

【学年別】中学生の冬休みの勉強時間の目安

学年別の1日あたりの勉強時間の目安です。学校の宿題にかける時間も含めています。平均値ではなく一般的な目安なので、計画を立てるときの出発点として使ってください。

学年1日の勉強時間の目安冬休み全体の目安(約2週間の場合)重点
中11〜2時間約12〜24時間2学期の英数の復習・宿題・学習習慣
中22〜3時間約24〜36時間中1・中2の苦手の穴埋め・「受験0学期」の準備
中3(受験生)7〜9時間(8時間前後)約84〜108時間過去問・弱点補強・本番の形式に慣れる

※合計は、1日の目安×約12日(約2週間から、年末年始など勉強が少なくなる日を除いた日数)で計算した概算です。冬休みが長い地域では、そのぶん増えます。

中3は1日8時間前後。夏と同じか少し多めに

夏休みの記事では、中3の夏の目安を1日6〜8時間としました。冬は入試が目の前なので、それと同じか少し多めの7〜9時間が目安とされます。午前・午後・夜の3つのブロックに分ければ、後で紹介するスケジュール例のように、睡眠を8時間取ったうえで8時間前後を確保できます。塾の冬期講習に通う場合は、講習の時間もこの8時間に含めて考え、家での時間は講習の復習と過去問の解き直しにあてましょう。

ただし、大切なのは周りとの比較より、この冬に何を仕上げるかです。「過去問を1年分解いて、解き直しまで終えた」のように、やり終えた中身で1日をふり返ると、時間の長さに振り回されなくなります。

冬休み前の2学期は、平日は1日2〜3時間、休日は6〜8時間ほどが目安とされます。平日と休日の時間の考え方は、中3受験生(高校受験)の平日・休日の勉強時間の目安でも紹介しています。

中1・中2は「毎日続ける」ことを優先

中1は1日1〜2時間、中2は2〜3時間が目安です。部活の練習や年末年始の予定があることを前提に、短くても毎日続けることを目標にします。1日おきに3時間やるより、毎日1時間半のほうが習慣として残り、3学期の家庭学習にもつながります。疲れた日も「英単語10個・計算5問」だけはやるなど、勉強ゼロの日をつくらない工夫をしましょう。学年ごとの具体的なやり方は、後半の「中1・中2の冬休み勉強法」で紹介しています。

中学生の冬休みは「短いけれど差がつく2週間」

冬休みの長さは地域によって違います。たとえば横浜市立の学校は規則で12月26日から1月6日までです。2026年度は、大阪市立の学校が12月25日から1月7日まで、札幌市立の中学校が12月26日から1月14日までです。2週間前後のところもあれば3週間近いところもあるので、正確な日数は学校からのお知らせで確認してください。

しかも大みそかから三が日にかけては家族の予定が入りやすく、実際に勉強に使える日はさらに少なくなります。だからこそ、休みに入る前に「この冬休みで何を仕上げるか」を決めておくことが大切です。中1・中2は2学期の内容を固めて次の学年につなげる時期、中3は過去問で本番の形式に慣れ、弱点を補強できる最後のまとまった時間です。

高校受験生(中3)の冬休みの過ごし方|私立・公立の入試時期と内申点

冬休みは入試前の最後の長い休みです。まずは、入試までに残された時間を確認しておきましょう。

主な地域の入試日程(令和9年度=2027年に行う入試)

公立高校の一般入試(学力検査)の日程は、都道府県によって大きく違います。主な都道府県の令和9年度の日程は次のとおりです(都道府県名から、教育委員会などの発表資料を確認できます)。

都道府県公立高校の一般入試(学力検査)
神奈川県2月16日(火)
千葉県2月16日(火)・17日(水)
東京都2月21日(日)
愛知県2月24日(水)
埼玉県2月25日(木)
北海道3月3日(水)
福岡県3月9日(火)
大阪府3月10日(水)
兵庫県3月11日(木)

※2026年10月時点で各都道府県が公表している日程です。

推薦や特色選抜などを1月下旬〜2月に行う地域もあります。たとえば東京都の推薦に基づく選抜は1月26日(火)・27日(水)、福岡県の推薦入学者選抜等は2月2日(火)・3日(水)です。

私立高校の入試日も地域によって違います(令和9年度の例)。

  • 愛知県:多くの学校が推薦入試を1月13日に予定(私学協会の速報)
  • 福岡県:推薦・専願入試は1月26日まで(地区によって異なり、福岡地区は1月26日)、一般入試は2月4日〜20日の間(地区・学校による)
  • 大阪府・京都府・兵庫県:2月10日(水)から(大阪私立中学校高等学校連合会の公表による)
  • 東京都:令和8年度入試(2026年1〜2月)の例では、多くの学校が推薦入試を1月22日、一般入試を2月10日〜12日に実施

私立と公立の両方の日程を確認できた東京都・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県では、いずれも私立の主な入試日(多くの学校の推薦・一般入試)が、公立の一般入試より前にあります(東京都の私立は令和8年度の例)。主な地域の例でいえば「私立は1〜2月、公立の一般入試は2〜3月」という流れで、冬休みが明けると私立入試まではあっという間です。

日程は都道府県ごとに違い、毎年変わります。お住まいの都道府県教育委員会の発表と、志望する私立高校の募集要項で、受験する年度の日程を確認しておいてください。

内申点が2学期までで決まる地域も。冬は「当日の点数」を伸ばす

高校の入学者選抜は、中学校から送られる調査書(いわゆる内申書)と学力検査の成績などをもとに行われます(学校教育法施行規則第90条)。内申点にどの学年の成績を使うかは、都道府県によって違います。令和9年度の入試の例です。

  • 東京都(都立高校):中3の成績のみ。12月31日現在の評定で、3学期制なら1・2学期の成績を参考にします(実施要綱)
  • 神奈川県:中2と中3の成績(中3は2倍)。中3は2学期までの評定です(実施要領)
  • 大阪府:中1から中3までの各学年の成績(選抜方針)

つまり東京都や神奈川県のように、冬休みに入る時点で中3の内申点がほぼ決まっている地域があるということです。

こうした地域では、冬休みは「入試当日の点数」を伸ばすことに集中できる期間といえます。一方で、3学期の成績がどう扱われるかは、地域や高校によって違います。私立高校の推薦や併願の条件も学校ごとに異なるので、気になる点は学校の先生や志望校の募集要項で確認しておきましょう。

高校受験の過去問はいつから?冬休みは「本番と同じ条件で1年分」から

高校受験の過去問は、夏に1年分を試しに解き、秋以降に本格的な演習を始め、冬休みには本番と同じ条件で解く、という流れが一般的とされます。夏休みの記事でも、過去問は夏に「1年分だけ」解いてみることをおすすめしました。まだ1年分も解いていなくても、解き直しまで取り組む時間はあります。

公立高校の過去問はどこで手に入る?

公立高校の入試問題は、教育委員会のホームページで公開している都道府県があります。たとえば東京都教育委員会は、都立高校入試の学力検査問題と正答表を令和2年度から令和8年度まで公開しています。神奈川県も、令和8年度の共通選抜の問題・正答表に加えて、英語のリスニングの台本と音源を公開しています。まずはお住まいの都道府県の教育委員会のサイトを確認してみましょう。私立高校の過去問は、市販の過去問集のほか、学校によってはホームページや説明会で入手できることもあります。

解きっぱなしにしない5つのステップ

  1. 本番と同じ時間で解く:タイマーを使い、途中で答えを見たり時間を延ばしたりせずに解きます。
  2. その日のうちに採点する:点数を出したら、科目ごと・大問ごとに、どこで点を落としたかを書き出します。
  3. 間違えた原因を3つに分ける:「知識が足りなかった」「時間が足りなかった」「ケアレスミス」に分類します。
  4. 何も見ずに解き直す:解説を読んで終わりにせず、数日あけてから自力でもう一度解きます。
  5. 同じ形式の問題で補強する:知識不足の単元は教科書や問題集に戻って復習し、時間不足なら大問ごとの時間配分を決め直します。ケアレスミスは、自分のミスの傾向を書き出しておくだけでも減っていきます。

何年分を、どの順番で解けばいい?

「公立は数年分、私立は志望校ごとに」とよく言われますが、何年分が正解という決まりはありません。大切なのは、解いた年度の分だけ解き直しまでやり切ることです。順番は、入試日が早い学校から逆算して決めると無理がありません。私立の入試が1月や2月上旬にある場合は、冬休み中にその学校の過去問に一度は取り組んでおくと安心です。

冬の時点で合格ラインに届いていなくても、「何を直せば点が上がるか」が分かったことを前向きにとらえましょう。

中3の冬休みのスケジュール例|全体の流れと1日の過ごし方

冬休み全体を時期で分けて、それぞれで何をするかを決めてから1日の時間割を組むと、迷わずに動き出せます。

冬休み全体の流れ(中3の例)

時期中心にやること
前半(休みに入ってから年末まで)宿題を終わらせる。過去問を1年分、本番と同じ時間で解いて弱点を洗い出す
年末年始(大みそか〜三が日)休む日を1日決める。ほかの日は暗記ものと解き直しを中心に短めに
後半(年明けから始業式まで)入試日が早い学校の過去問と弱点補強。本番と同じ時間割で解き、朝型のリズムを固める

冬休み明けすぐに入試がある場合は、その学校の過去問を前半に回してください。

中3の1日のスケジュール例

睡眠を8時間取る前提で組んだ例です。厚生労働省の健康づくりのための睡眠ガイド2023では、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保することが推奨されています。

時間帯過ごし方の例(中3・冬休み)
7:00起床・朝食。学校がある日と同じ時間に起きる
8:30〜11:30午前の勉強(3時間)。数学・英語など頭を使う科目、または過去問
11:30〜13:00昼食・休憩
13:00〜16:30午後の勉強(3時間半)。過去問の解き直し、理科・社会の総点検
16:30〜19:30休憩・軽い運動・夕食・入浴
19:30〜21:30夜の勉強(2時間)。暗記ものと、その日に間違えた問題の解き直し
21:30〜23:00自由時間・翌日の準備
23:00就寝

勉強時間は休憩込みで合計8時間半です。各ブロックの途中に10分ほどの休憩を挟むと集中が続きやすく、休憩を除いても8時間前後になります。

過去問を解く日は「本番の時間割」に合わせる

入試は朝から始まります。たとえば多くの都立高校では、令和9年度の学力検査は午前8時30分集合で、1時限目の国語が9時から始まり、数学、英語と続きます。過去問を解く日は、午前中に本番と同じ順番・同じ時間で解くと、朝から頭が働く状態をつくる練習になります。お住まいの地域の時間割は、都道府県の実施要項などで確認できます。1日の予定を書き出すときは、1日の勉強スケジュールを整理するテンプレートも活用してみてください。

科目別・中3の冬休みの勉強ポイント

冬休みは、5教科それぞれで「本番で取れる点」を増やす時期です。入試の教科や配点は地域や学校によって違い、私立には3教科の学校もあるので、志望校に合わせて時間を配分しましょう。

科目冬休みにやることポイント
英語長文読解を毎日1題、英作文、リスニング単語は手持ちの1冊をくり返す。リスニングがある入試なら、毎日少しでも音声を聞く
数学計算・小問の総点検、関数・図形などの大問を過去問で演習計算や小問での取りこぼしをなくすことが、得点の土台になる
国語漢字・語句の総復習、記述や作文の練習記述や作文は、学校の先生などに見てもらって直す
理科中1〜中3の全分野の総点検、計算問題と実験・観察の問題苦手な分野を一覧にして、一つずつ消していく
社会地理・歴史の総復習、公民の仕上げ、資料の読み取り一問一答だけで終わらせず、グラフや資料の問題もセットで解く

英語と数学は積み上げ型の科目なので、冬も毎日触れることが大切です。苦手な単元が分からない場合は、過去問の結果から「失点の多い大問」を探すのが近道です。面接や作文がある推薦入試を受ける場合は、その練習も冬休みのうちに始め、学校の先生に見てもらいましょう。

年末年始の過ごし方|休む日を決めて、生活リズムは崩さない

2026年から2027年にかけての年末年始は、元日(1月1日)が金曜日で、2日・3日が土日にあたります。家族の予定が入りやすい時期なので、先に予定を書き出し、勉強する日と休む日を親子で決めておきましょう。

  • 休む日は「1日」と決める:受験生でも、気持ちを切り替える日をつくるのは悪いことではありません。元日など1日を休む日と決め、ほかの日は短くても机に向かうようにすると、リズムが崩れにくくなります。
  • 起きる時間は変えない:夜ふかしや寝坊が続くと、冬休み明けに戻すのに苦労します。休む日も、起きる時間はいつもどおりにしましょう。
  • 移動中や帰省先では暗記ものを:単語帳や一問一答を持っていけば、移動時間も復習に使えます。

体調管理も大切です。厚生労働省によると、インフルエンザは例年12月〜3月頃に流行し、ピークは例年1月末〜3月上旬ですが、年によっては12月にピークを迎えたこともあります。ワクチン接種は12月中旬までに終えるのが望ましいとされています(厚生労働省のQ&A)。接種はかかりつけの医師に相談してください。

冬休みの宿題と受験勉強を両立するコツ

中3でも冬休みの宿題が出ることがあります。受験勉強と別々のものと考えず、うまく組み合わせましょう。

  • 宿題は年内に終わらせる:冬休み前半の数日は、午後の1〜2時間を宿題にあてるなど、「いつまでに終えるか」を先に決めます。書き初めや作文のように時間のかかる課題は、早めに片づけましょう。
  • 宿題を復習の教材として使う:学校のワークやプリントは、基礎の確認にそのまま使えます。間違えた問題に印をつけて解き直しまでやれば、宿題がそのまま総復習になります。
  • 提出物は丁寧に、期限どおりに:内申に使う成績の範囲は地域によって違います。中1・中2はもちろん、中3も提出物はきちんと仕上げて出しましょう。

中1・中2の冬休み勉強法|3学期と「受験0学期」に向けて

中1・中2の冬休みは、受験まで時間があるからこそ、苦手を小さいうちに直せる時期です。3学期制の学校では3学期は短く、学年末テストまでの期間も限られるので、冬休みのうちに2学期の内容を固めておきましょう。

中1の冬休み:2学期の英数を固め、習慣を崩さない

  • 数学:2学期に習った単元を、教科書の例題と学校のワークで解き直します。とくに方程式は、中2・中3の数学の土台になります。
  • 英語:2学期に習った文法と単語を、教科書の例文を音読しながら確認します。単語のつづりは、書いて確認しましょう。

中2の冬休み:「受験0学期」のスタート

中2の冬は、高校受験を意識し始めるのにちょうどよい時期です。中1の方程式や比例・反比例、中2の一次関数や図形の証明など、入試につながる大切な単元で不安が残っていないかを確かめ、見つかった穴を冬休みのうちに埋めておきましょう。

また、先ほどの神奈川県(中2から)や大阪府(中1から)のように、中1・中2の成績も内申点に入る地域があります。お子さまが受験する年度の制度は、都道府県の発表で確認してください。今の学年の成績も最後まで大切にしましょう。3学期の学年末テストに向けた対策は定期テストで点数を取るコツ、次の学年への準備は次の学年でつまずかないために、今すぐやるべきことも参考にしてください。

中1・中2の1日の過ごし方の例

朝食後の1時間で宿題や計算・文法の復習、夕食後の30分〜1時間で英単語や暗記ものに取り組む形が始めやすいでしょう。中1はこれで1日1時間半〜2時間になります。中2は、午後に1時間、中1・中2の苦手な単元の復習を足すと、目安の2〜3時間に届きます。部活の練習がある日は朝の1時間だけにするなど、柔軟に調整して構いません。勉強する時間帯を毎日そろえることが、続けるいちばんのコツです。

冬休みにやってはいけないNG行動

短い冬休みを無駄にしないために、つまずきやすいポイントを親子で共有しておきましょう。

1. 新しい問題集に次々と手を出す

不安から新しい問題集を買いたくなりますが、冬は手持ちの教材と過去問の解き直しに集中するほうが力になります。買い足すのは、今の1冊を仕上げてからにしましょう。

2. 夜ふかしや徹夜で勉強時間を稼ぐ

睡眠を削って勉強時間を増やしても、翌日の集中力が落ちてしまいます。入試は朝から始まるので、朝型の生活リズムをつくることがそのまま入試対策になります。

3. 過去問を解きっぱなしにする

点数に一喜一憂するだけでは、過去問を解いた意味が半分になります。先ほどの5つのステップで、解き直しまでセットにしましょう。

4. 苦手科目を後回しにする

得意科目ばかりでは、総合点は伸びにくくなります。1日のうち1ブロックは、苦手科目にあてると決めておきましょう。

5. スマートフォンの使い方を決めないまま休みに入る

「勉強中は別の部屋に置く」「使うのは夕食後の30分」など、ルールをお子さま自身に決めてもらうと長続きしやすくなります。

保護者ができること

保護者の方にできるのは、勉強の中身に口を出すことより、集中できる環境と手続きを整えることです。

  • 生活リズムと体調を整える:食事の時間を一定にし、部屋の乾燥や寝不足に気を配ります。家族みんなで手洗いなどの感染症対策をしておくと安心です。
  • 出願の日程と書類を確認する:冬休みの前後から出願の準備が始まる地域もあります。たとえば都立高校(令和9年度)では、志願者情報の入力期間が、推薦は12月18日〜1月18日、一般(第一次募集)は12月18日〜2月4日です。私立も含め、写真や受験料、書類など保護者が関わる手続きは早めに確認しておきましょう。
  • 試験会場までの道のりを確かめる:会場までの経路や所要時間を、冬休み中に一度確認しておくと当日の不安が減ります。
  • 結果ではなく取り組みに声をかける:過去問の点数より、「最後まで時間を計って解けたね」「昨日の間違いを解き直せたね」と、続けていることを言葉にして認めましょう。
  • つまずきは「どこで」を一緒に確かめる:お子さまがどこで分からなくなっているのかを家で確かめる方法は、子どもがどこでつまずいているか、家で確かめる方法で紹介しています。

冬休みの弱点補強にオンライン家庭教師という選択肢

過去問を解いていると、「解説を読んでも分からない」「数学の大問だけ、どうしても点が取れない」といった壁に当たることがあります。苦手な単元や過去問の解説だけを1対1で教わりたい場合は、オンラインの家庭教師も選択肢になります。仕組みや塾との違いはオンライン個別指導の解説記事で詳しくまとめています。

オンライン家庭教師アプリのTeach(ティーチ)では、出身大学や指導スタイル、授業評価などを参考に先生を選び、単発の授業を依頼できます。料金は1コマ60分1,995円〜で、先生ごとに異なります(先生が自分で設定しています)。入会金・教材費・解約金・月額固定費はすべて0円です。月謝制ではなく、受けた授業の分だけの都度払いなので、授業を受けない月は0円。1コマ60分単位で都度予約できるため、「冬休みだけ」「過去問の解説だけ」といった使い方ができます。

中学生向けの内容は中学生向けのご案内、料金の詳細は料金ページでご確認いただけます。受験直前期にTeachを利用した方の体験談は、高校受験1か月前から集中対策した中3の体験談で紹介しています。

よくある質問

中3の冬休み、勉強時間は1日何時間が目安ですか?

宿題を含めて1日7〜9時間(8時間前後)が目安とされます。睡眠は8時間取ったうえで、午前・午後・夜の3ブロックに分けて確保しましょう。

高校受験の過去問はいつから?冬休みからでも間に合いますか?

夏に1年分を試しに解き、秋以降に本格的な演習を始めるのが一般的とされます。冬休みから始める場合も、まだ取り組める時間はあります。ただ、すべての年度を解こうとすると解き直しまで手が回らないので、入試日が早い学校から逆算して年度数を絞り、まず1年分を本番と同じ時間で解いてみましょう。

受験生でも、年末年始は休んでいいですか?

1日程度なら、休む日をつくってかまいません。気持ちを切り替える日があるほうが、残りの日に集中しやすくなります。ただし起きる時間はいつもどおりにしましょう。

中1・中2の冬休みは、何をすればいいですか?

中1は1日1〜2時間、中2は2〜3時間を目安に、宿題を早めに終わらせて2学期の英語と数学を復習しましょう。中2は苦手な単元を見つけて埋めておくと、中3の1年間が楽になります。

冬休みなのに、中3の子どもがあまり勉強していません。どうすればいいですか?

まずは責めるより、「何から手をつけていいか分からない」状態になっていないかを確かめてみてください。冬休みの目標を「過去問を○年分解き直す」「数学の計算ミスをなくす」など1〜2個に絞り、朝の勉強時間だけでも固定すると動き出しやすくなります。家庭だけで難しいときは、学校の先生や外部の先生など、第三者の力を借りるのも一つの方法です。

まとめ|冬休みの2週間を入試と次の学年につなげる

  • 勉強時間の目安は、中1が1日1〜2時間、中2が2〜3時間、中3が7〜9時間(8時間前後)。冬休みは短いので、休みに入る前に「何を仕上げるか」を決める
  • 主な地域の例では、私立入試は1〜2月、公立の一般入試は2〜3月。日程はお住まいの都道府県と志望校の発表で確認する
  • 中3の内申が2学期までで決まる地域では、冬は当日の点数を伸ばす期間
  • 過去問は本番と同じ時間で解き、原因を分けて解き直すところまでをセットに
  • 年末年始は休む日を決めてもよいが、起きる時間と睡眠は崩さない
  • 中1・中2は2学期の英数の復習と、苦手の早めの穴埋めを

「家庭だけでは、過去問の解説や苦手の補強まで手が回らない」と感じたら、Teachの初回無料体験を試してみてください。体験用の特別な授業ではなく、実際の授業をそのまま体験できます。詳しくは無料体験のご案内をご覧ください。お子さまの冬休みが、入試と新しい学年に向けた実りある2週間になることを願っています。

学年別・冬休みの過ごし方

この記事を書いた人:オンライン家庭教師Teach 編集部

本記事は、オンライン家庭教師アプリ「Teach」を運営する株式会社teachの編集部が、教育・受験の実務知見と公開情報をもとに作成・更新しています。料金・サービス内容は公開時点の情報です。サービスの詳細はTeachとは・料金もご覧ください。記事づくりの方針は編集方針にまとめています。

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